立正佼成会附属佼成病院裁判

HOME 佼成病院裁判 傍聴の呼びかけ 第1回口頭弁論 第2回口頭弁論

高齢者医療治療拒否・中止裁判

埼玉の女性が裁判で問う「命」 H氏終末医療事件

立正佼成会附属佼成病院問題

高濃度酢酸誤投与で女性死亡 過労自殺

コラム

医師の説明義務

立正佼成会附属佼成病院裁判・第3回口頭弁論

立正佼成会附属佼成病院裁判・第3回口頭弁論が2015年3月18日、東京地方裁判所610法廷で開かれた(平成26年(ワ)第25447号・損害賠償事件)。母の治療を十分に行わなかったとして、長女が長男夫婦と病院に損害賠償を求めた訴訟である。多くの傍聴者で傍聴席が満席になった。

原告は「準備書面(2)」を陳述した。被告病院はカルテ訳文(乙A第1号証)と終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン(乙B第1号証)を証拠として提出した。原告は次回期日までに主張を補充する。裁判所は原告側に対し、被告病院の義務違反について、いつの時点のどのような義務違反か明確にすることを求めた。

原告準備書面は厚生労働省「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン」に基いて主張した。患者の意思の確認ができる場合は「インフォームド・コンセントに基づく患者の意思決定を基本」とするとした上で、「治療方針の決定に際し、患者と医療従事者とが十分な話し合いを行い、患者が意思決定を行い、その合意内容を文書にまとめておくものとする」と定める。しかし被告病院は、患者(母親)に意識があり意思表示できる状態でありながら、患者に確認をせず、治療中止の決定をしており、患者本人の意思確認を怠っていることなどを反論した。

裁判長は被告病院に対し、「点滴の速度を患者の長男が早めても構わないと医師が言った」との記述に対して認否を明確にすることを求めた。反論があるならば反論するようにと求めた。これは原告「準備書面(2)」の求釈明「本当にそう回答したのか、回答したならばいつのことか、被告法人(注:病院)に対して釈明を求める」(6頁)を受けたものである。

原告代理人は、被告の主張とカルテの記載に齟齬があると指摘した。患者はリハビリをしていた。被告長男が点滴の速度を早めた後にリハビリが中止された。患者はリハビリをしていたが、被告長男が点滴の速度を早めた後にリハビリが中止された。これらについて原告代理人が述べている途中で被告病院代理人は「それは誤導だ。準備書面で主張していただきたい」と、原告代理人の発言を遮った。裁判長は原告代理人に「他に何かいうことはありますか」と尋ねた。

次回期日は5月27日午前10時から東京地裁610法廷で開かれる。原告は5月15日までに準備書面を出す。被告は原告の主張が出揃ってから反論する。

口頭弁論終了後の報告集会では傍聴者から原告代理人の発言を被告代理人が遮ったことに「まずいから早く終わらせたかったのではないか」「被告側の焦りを感じた」との感想が寄せられた。誤導は証人尋問で使う言葉であり、弁論で使うことはおかしい。裁判の原則は公開で口頭主義という意識が被告代理人には薄いのではないだろうか。

原告は以下のように述べた。「母のリハビリ中は退院して車椅子生活になると思っていた。退院後は母の面倒を見て、これからは沢山親孝行できると思っていた。相談なく延命治療が拒否されたことは納得いかない。これが許されるならば秘密裏に殺人ができてしまう。高齢化社会が進む中で大きな問題になる裁判である」

この日は同じ時間帯に入った二件の口頭弁論が先に行われた。最初の口頭弁論は平成25年(ワ)第18923号である。地方独立行政法人神奈川県立病院機構が被告である。原告から訴訟手続承継の申立書と訴え変更の申立書が提出された。訴え変更の申立書は中野相続裁判でも提出されたものである。裁判長は弁論終結を宣言し、判決の言い渡し日を伝えた。

次は平成26年(ワ)第24230号である。個人対個人の裁判である。被告は裁判所からの釈明を回答した準備書面を陳述した。この準備書面に対して原告側は特に反論することはないと述べた。裁判長は主張が揃ったとして尋問を話題にした。

原告からは原告本人と被告本人の尋問が申請されている。被告からは申請がない。裁判長は被告から申請しないのか被告代理人に尋ねた。被告代理人は、被告は消極的であるが、説得中と答えた。裁判長は「事実関係にも争いがある。通常は被告から申請する」と述べた。

裁判長は以下のように述べた。被告本人の尋問が主と考える。原告本人は陳述書も出しており、20分くらい。次回期日に尋問する。原告本人と被告本人を尋問予定とする。順番は被告本人、原告本人とする。被告本人の主尋問を原告がやるか、被告がやるか、時間も期日外に調整する。



中野相続裁判 水道工事裁判 リベラルアーツ弁護士懲戒請求

リンク

東急不動産消費者契約法違反訴訟 東急不動産だまし売り裁判 北本市中1女子いじめ自殺訴訟 弁護士懲戒請求

お問い合わせ:mccwertyuiop4@yahoo.co.jp