立正佼成会附属佼成病院裁判

HOME 第1回口頭弁論 第2回口頭弁論

高齢者医療治療拒否・中止裁判

埼玉の女性が裁判で問う「命」 H氏終末医療事件 高齢者医療治療拒否・中止裁判

立正佼成会附属佼成病院裁判・第1回口頭弁論

立正佼成会附属佼成病院裁判・第1回口頭弁論が2014年11月20日、東京地方裁判所610法廷で開かれた(平成26年(ワ)第25447号・損害賠償事件)。母の治療を十分に行わなかったとして、長女が長男夫婦と病院に損害賠償を求めた訴訟である。被告(長男夫婦)は入院中の母親の点滴(経管栄養)の注入速度を速め、延命治療を拒否しました。医師記録には「現在Div.(注:点滴Drip Infusion into Vein)で維持しているのも好ましく思っていないようである」とまで書かれている。

原告は意見陳述を求めたが、近藤裁判長は難色を示した。裁判長と原告代理人の間で議論された。裁判長は「意見陳述は例外的措置で、政策形成訴訟で特別に行うことがある」と述べたが、原告代理人は「労働裁判などでも普通に行っている」と指摘した。最終的に文献の引用箇所を除いて意見陳述が認められた。原告は以下の内容を陳述した。

***

平成19年6月18日 私の母は、脳梗塞で入院しました。母は、医師が驚くほど経過がよく、快方に向かい7月よりリハビリを始めました。私は、母の転院先の施設を探していました。

被告である私の兄は、リハビリに行くのが遅くなるとして度々母の点滴速度を速めていました。8月15日も兄は、点滴速度を速めその後母は、嘔吐して具合が悪くなりました。幸い医師の手当てにより翌日には、持ち直しましたので安堵いたしました。

しかし、その後母は、だんだん元気がなくなっていき、目は落ち窪み頬はこけ、変わり果てた姿になってしまいました。

それでも母は、生きようと、必死に息をしていました。咽喉に痰が絡んでしばらくゼーゼーしていましたが、そのうち咽喉に痰が詰まって目をむき出したまま息絶えました。その後心電図などの機械が持ち込まれました。死に顔は酷く苦しそうでした。

医師のカルテには、まだ死ぬ状態ではなかったことが書かれています。

母の死後、数人の知人から、「危篤時には、酸素マスクぐらいするものだ」と聞きました。私は、母の治療が中止され水分も与えられず、兄は酸素マスクまでも拒否した等とは、全く知りませんでした。病院からの説明もありませんでした。

平成18年に富山県射水市民病院で起きた呼吸器はずし事件の後、麻野井英次院長の言葉が文献にあります。

本件は、人間の命のやり取りに関わる重大問題です。どうか慎重にこの問題を解明する審理をなされますよう、お願い申し上げます。

***

原告代理人は命に関係する問題であるとして、慎重な審理を求めた。裁判所は原告側に兄夫婦と病院の損害賠償を連帯債務とする根拠を尋ねた。裁判長は「債務不履行と不法行為の連帯は理解できない」と述べた。原告側は次回期日に書面として提出することになった。

原告はカルテを証拠として提出したが、裁判所は被告病院に訳文付きのカルテ提出を求め、証拠調べは留保された。裁判長は被告の「りっしょうこうせいかい」を「りっせいこうせいかい」と読み、被告代理人に訂正された。

被告らは答弁書を提出したが、内容はなかった。被告らの答弁書はそっけなく、狭量ですらあった。立正佼成会代理人は安田修、野中信敬、橋本幸子、辻美和、川見友康(大島総合法律事務所)、兄夫婦の代理人は松木隆佳(リベラルアーツ法律事務所)である。

次回も口頭弁論が開かれる。次回期日について、立正佼成会代理人は「新病院に移ってバタバタしている。1ヶ月半ほどいただけないか」と述べた。次回は2015年1月15日10時から東京地方裁判所610法廷である。

口頭弁論終了後に傍聴者から拙速はやめて欲しいとの声が出た。「誰のための裁判かを考えて欲しい」「意見陳述を否定されたことは初めて」「萎縮してしまうならば悔しい」「裁判官がいい加減な判決を出すと、弁護士や企業も嘘をつくようになる」

傍聴者のブログでは以下のように評された。「裁判の公開といいながら、傍聴者には訴訟の内容はほとんど分からないため、原告が口頭で述べる、というのは、意義のあることであるとは思います」(「H氏終末医療事件」アドバンテッジ被害牛角株主のブログ2014年11月21日)

口頭弁論終了後に情報交換がなされた。年金解雇の損害賠償請求事件控訴審がある。この事件を担当する福田剛久裁判長は中野相続裁判や二子玉川ライズ取消訴訟と同一人物である。新運転・事故防ピンハネ返せ訴訟第2回口頭弁論は次回口頭弁論が延期になった。裁判所が合議制になった。

田畑裁判第三次訴訟は2014年10月29日の高裁判決に対して抗議声明を出した。豊島区立千川中学校・中神校長の名誉毀損が争われた裁判である。抗議声明は「裁判所は控訴人の中神人証申請を却下し、中神の虚偽を念押しする機会を控訴人から奪った。それにも拘わらず控訴人を敗訴させるとは、訴訟手続きの法令違反も甚だしい」と指摘する。

世田谷健康友の会は「そのとき医者は悪魔になった」と題して「731部隊」の講演会とパネル展を開催する。講演会は那須重雄・NPO法人731部隊・細菌戦資料センター理事による「731部隊と現代〜普通の医者が生体実験、なぜ?」である。2014年11月26日午後3時半から尾山台地区会館会議室で開催する。




中野相続裁判 水道工事裁判 リベラルアーツ弁護士懲戒請求

リンク

東急不動産消費者契約法違反訴訟 東急不動産だまし売り裁判 北本市中1女子いじめ自殺訴訟 弁護士懲戒請求

お問い合わせ:mccwertyuiop4@yahoo.co.jp