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荒々しい大自然に中に、砂漠のある所に行きたいと、アメリカ西部に旅することにしました。
ロスから国内線に乗り換えて、ネバダ州のラスベガスに着きました。
飛行場はもうラスベガス!でした。なんとスロットルマシンなどの賭け事が出来る様になっていました。「ラスベガスはお祭りの町」なのだと思いました。
ラスベガスのメインストリート沿いにあるホテルでは、様々な趣向を凝らしたショーを、歩道を歩きながら見ることが出来ました。
トレジャーアイランドホテルの前庭には大掛かりなセットが組まれていて、派手なショーをやっていました。
大きな海賊船のセットが出来ていて、善玉と悪玉が華々しく戦っていて、飛び上がるほどの轟音で大砲がうたれて、悪者はビルの5階ほどはありそうな船のへさきから、海にみたてたプールに、水しぶきをあげて落ちます。ドーンと音が鳴るたびに私が飛び上がるのを見て、後ろに居た大きなアメリカのお母さん的な方に、笑いながら抱きしめられてしまいました。
街の喧騒は浮き立つような気分を創り上げていて、砂漠の真ん中にある孤立した街を、蜃気楼のように飾り立てていました。
一週間ほど滞在したホテルはExcalibur(エクスカリバー)です。中世のお城をイメージして、馬に乗った騎士がその辺を歩いていたり、ホテルというよりアミューズメントと云った感じでした。もちろん1Fはカジノです。そして夜は眠ってはいけないそうです。
夜、私も25セントのスロットルマシーンで遊びました。
バニーガールのお姉さんが、各種の飲み物をトレーにのせて、無料で配って歩いています。ラッキーと、ずいぶんジュースをお代わりしました。おまけに博才があるらしく、25セントが山の様になりました。
同じフロアーにドルの両替所をみつけたので、両替しに行きました。見上げるような雲をつく大男が、太腿のような腕を腰のピストルに手を当て、呼び止められました。とても恐い思いをしましたが、私が通路を一本間違えていて、そこは金庫室だったのです。その巨漢がニッコリ笑って、両替所に連れて行ってくれました。
我が家ではチップの計算が面倒なので、支払いが簡単なために、バイキング料理をやっているレストランでよく食事をしました。それがまた安いのです。朝食は3ドル99k・昼食5ドル99k・夕食7ドル99kと言った料金です。割安感は日本では98円なのですが、アメリカでは99という数字になります。日本人の微妙さを表している気がして、この違いが面白いなと思いました。
アメリカ人の年金生活者風の団体を多く見かけました。皆さんお年を召していても驚くほどの旺盛な食欲でした。その為かどうか、ホテルのシャワーの水圧が、吹き飛ばされそうになるほどの強さで、驚きでした。
お隣のホテルはLuxor(ルクソール)です。エジプトのエキゾティックな部分だけを再現してあり、「よくこんなものを!」と思いました。ホテルの中にナイル川を模した川まで流れていました。やはり、お祭りでした。ちょっと散歩のつもりでしたが、お隣はとても遠かったです。 |
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ホテルの道路を挟んだ向かい側が、MGMホテルです。その道路の巾の広さは、アメルカだなと思いました。片側何車線か数えようとしたのですが、たぶん8車線以上ありそうですが、わかりませんでした。エスカレーターのある歩道橋を渡ったのですが、とても遠かったです。
ここのホテルももちろんカジノがありますが、この中にディズニーランドの小型版の遊園地がありました。この地図をクリックすると大きな写真ですので、雰囲気が伝わると思います。いろいろな乗り物に乗ったりして楽しみました。 |
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飛行機でグランドキャニオンに行く事にしました。体重測定をして座席が決められます。小さな飛行機なので、これでバランスをとるのです。アメリカの大きな方は、確かに調整が必要かも知れないと思いました。
眼下に広がる景色は渇いた砂漠です。ラスベガスは砂漠に作られた都市ということを実感しました。砂漠には雲はありません。
しばらくするとフーバーダムが見えました。ラスベガスの水源になっているとのこと。渇いた景色の中に突然見えた水は、不思議な景色にうつりました。そして雲が湧いてきました。
今回の旅の目的の一つ、アリゾナ州の北部に位置する、世界自然遺産に指定されているグランドキャニオン国立公園 (Grand Canyon National Park) に着きました。
コロラド川が何億年もかかって大地を侵食してできたその名の通り大峡谷です。東西に流れるコロラド川を挟んで、ノースリム(北壁)とサウスリム(南壁)に分かれ、両方にビジターセンターがあります。私達はサウスリムからこのグランドキャニオンを眺めました。
地球上の景色とは思えないほどのスケールで、赤い大地が地層を露わにして屹立していました。見渡す限りの赤い景色に圧倒されました。見下ろすと、コロラド川の流れが細い糸の様にくねっています。この大峡谷を造った川かと思うと、信じられないほどの細い流れに見えました。谷底まで約1.6kmあるそうです。
地球の営みの壮大さには神々しさをも感じました。
アクティビティーとしてコロラド川のラフティングがあります。また、ラバに乗って谷底まで降りていくトレイルもあります。今回は眺めただけでしたので、次はトレッキングとは言わないまでも、もう少し歩きたかったと思いました。 |
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デスヴァレー国立公園(Death Valley National Park)は、カリフォルニア州南東部でシエラネヴァダ山脈東部に位置し、全米の国立公園中、最大の面積で、長野県とほぼ同じだそうです。
資料はデスヴァレー国立公園の最高地点(テレスコープ峰、海抜3,368メートル)と最低地点(バッドウォーター、海抜-86メートル)を結んだ断面図です。デスヴァレー国立公園のビジターセンターでもらったものです。
カリフォルニア州で発生したゴールドラッシュをきっかけに、1849年12月、およそ100台の荷馬車とともにカリフォルニア州ゴールド郡へと向かっていた白色人種のグループが、巨大な谷の中で道に迷い、命からがら抜け出した時に、「Goodbye
Death Valley(死の谷よ、さようなら)」と言った事に由来しているそうです。
ダンテの「神曲」を連想させる事からついた名前ダンテズ・ビューはこの谷を一望する所です。真っ白な塩の結晶が続いています。
バッドウォーターは標高-86 mで西半球で最も海抜が低い場所です。海抜0mは日本でも聞いたことがありますが、マイナスとはどういうことでしょうと聞くと、雨はほとんど降らないからということです。驚きました。この水はシェラネバダ山脈からの湧き水だそうです。「悪い水」ですから呑んではみませんでした。けれども、なにしろ、周りが塩だらけですから、きっと美味しい水ではないでしょう。
デビルズ・ゴルフコースは、塩と土でお団子を作って、それを一面にばらまいたような不思議な光景でした。悪魔のゴルフ場とは、いいネーミングだと思いました。
デスバレーを車で移動中に、ガイドの方が教えてくれたのですが、蜃気楼を見ました。
逃げ水かと思われますが、忽然と現れた湖はどうしても本物の湖にしか見えず、この塩だらけの谷で出会ったら、もしかしたらずっと追い掛けてしまうかもしれないと思いました。車で通り過ぎて、振り返ると、もう消えていました。
「いつも大体このあたりに出ています」とのことでした。 |
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The Borax Museum という所に行きました。西部開拓時代の民族資料館と言った感じで、まるで西部劇のセットそのままに、当時の様々な道具などが展示してありました。ここでしか、現実感を持ち得ない品物に囲まれていると、ディスヴァレーを通行していた人たちの生活を彷彿とさせました。
この敷地の隣にはトレーラーの集まる場所がありました。アメリカ人とドイツ人が多いそうです。ちょっとキャンプしようといっても、スケールが違うなと思いました。 |
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| 今回、ネバダ州・アリゾナ州・カリフォルニア州との3州を旅しました。アメリカ合衆国でなければ見られない景色だったと思います。ひどく乾いた赤い大地と青い空が印象的な旅でした。自然の造形の神秘に触れることが出来たと思いました。 |