エアコン工事に関係して持っている工具の紹介や、
調べたことや感じたことを書かせていただきます。
工事を始めようと考えたきっかけですが、
元々発端は引っ越しに伴うエアコン取り外し作業や不要品引き取りを行ったところ、
引っ越し先で取り付けた業者が取り外し時に制御基板を壊していると言いだし、私に取り付け依頼されました
でも工具がないので取り付けできず、仕方なくお金を払って、エアコンを引き取りました。
取り外しは特別な工具は不要で、冷媒ガスのポンプダウンさえ行えば後はモンキーやスパナ、
ドライバと言った何処にでも有る工具で順番に外し、配管の接続部からゴミ等が入らない様に、
テープでシールするだけです。もうかなりの台数外してトラブルは初めてでした。
今後もエアコンの取り外しを行うには万一トラブルに成ったとき取り付けもできなければいけないと思い、
取り付けの為の工具を揃える事にしました。
又丁度自宅のエアコン(21年位使っていました)が調子悪く(運転して数分で止まってしまいます)
それを棄てこの時引き取ったエアコンを取り付ける事にしました。
普通再使用する場合冷媒配管の端末を再加工しますが、この時には未だ工具を購入しておらず、
そのまま接続しました。
運転するためには冷媒配管内と、室内機の中にある空気を排出しなくては正常な運転が出来ません。
取りあえず排出するための真空ポンプをオークションで購入しました。写真の物は¥17,000で購入
したものです。設備用の物で重量が20kg位有る大きな物です。
エアコン工事には邪魔なんですが、安価な輸入品などは心配で(12vの車用コンプレッサーなんか
一回使って壊れました)ちゃんとした日本製が安心できます。
毎分60リットルの大排気量とツーステージポンプによる到達真空度の良さに満足しています。
10秒も経たずにゲージはめいっぱい下がります。手動ポンプではマネできないと思います。
只吸入口がエアコン工事に合いませんので工夫して接続出来るようにしてあります。
吸入口についているのは遮断弁でポンプが停止したときポンプ内のオイルが逆流してエアコンに流れない
為に推奨されている物です。ポンプそのものに機械式逆流防止弁が付いていますがオークションで買ったとき
おまけで付いていましたので取り付けています。
ゲージやアクセスコントロールバルブ等もオークションやホームセンターで購入して今現在も改造、
整備、工夫をしている所です。
ゲージマニホールドは高圧用と低圧用の2種類のゲージが付いていて圧力と温度が二重目盛りに成っています。
冷媒ガスがR410Aの場合高圧用(液側)と低圧用(ガス側)の温度目盛りと圧力目盛りの相関関係はほぼ同じ
です。現在家庭用エアコンは接続する口(サービスポート)が低圧側1個しか有りませんので、圧力計が2個
有っても1個しか使いません。そんなんでゲージが1個のシングルゲージマニホールドと言うものも有ります。
私の持っているゲージマニホールドは2個ともR22と言う古い冷媒用ですので、1個のゲージマニホールドは
R410Aという新冷媒用に取り替えて高圧用のゲージは真空ゲージに取り替えようと考えています。
現在では圧力計は漣成計と言う正圧から負圧まで振れる物が一般的ですが、新冷媒に成って圧力計の
最大圧力目盛りが大きくなった分だけ負圧側が小さく成ってしまい真空引きの時目盛りが読みにくく成っています。
それで使わない高圧側を真空ゲージに変えている人も居るそうで、マネしようと考えています。
又整備出来ましたら紹介致します。
ポンプダウンですが色々なホームページで紹介されていますので簡単に話させていただきます。
先ほどのゲージを接続して、見ながら操作すると圧力が下がっていきどんどん冷媒ガスが室外機に
回収されていきやがて少し負圧(大気圧以下)まで下がります。
ここでエアコンのバルブを閉めてから運転を停止して冷媒配管を外す事に成ります。
通常運転では太いパイプ側でガス状態で室外機に戻ってきてコンプレッサーで圧縮して高圧、高温の
冷媒ガスにします。凝縮器(使い方で凝縮器にも蒸発機にも成ります)で冷却し凝縮させ液化します。
ポンプダウンでは液化した冷媒を室内機に送ら無いように液を送る細いパイプのバルブを閉めて
どんどんガスを室外機内に回収してガスが無くなると負圧まで下がってしまうと言うことです。
説明書では大気圧に成る少し前(0.05MPa)から大気圧(0MPa)でバルブを閉めるように書いてあります。
負圧になると空気を吸い込むからです。でも実際は圧力がどんどん下がりますので、このタイミング難しいと
思います。
冷房の原理は打ち水と同じで液体が気体に成るときに気化熱として回りから大きく熱を奪って温度を下げます。
これを閉鎖した機械、配管内で連続して行っていて室内の熱を奪い冷房するという物です。
気化したガスはコンプレッサーで圧縮後凝縮器で液化して凝縮熱を発生しますが、これを室外機で外気により冷却する
訳です。冷蔵庫も同じ原理ですね。
暖房はこの逆の動作で最近良く聞くエコキュートはこの熱でお湯を沸かす訳です。
暖房運転ではポンプダウンが出来ません。
暖房運転は室内機から液体に成った冷媒ガスが戻ってきて、室外機の蒸発機で蒸発させ気体になった冷媒ガスを
コンプレッサーで圧縮して、高温高圧にして室内機に送ります。
出側の太いパイプを締めて、コンプレッサーを回しても、細い方のパイプや室内機のガスは残ったままで回収できません。
従って寒い時期のポンプダウンは強制的に冷房運転をかける必要が有ります。
この強制運転方法はメーカーによって異なります。
その次に購入した物が、フレアーツールとトルクレンチです。
何れもオークションでツールは¥16,000トルクレンチは¥11,000で購入しました。
友人の所でエアコンを取り付ける為に購入しました。
自分の所なら後でガス漏れ起こしてもまーいいかで済みますが、他人の所ではそう言う訳には、
行きません。冷媒配管を再使用する場合はフレアー(銅管の先端をラッパの先のように広げます)
このラッパに成って広がった部分を凸形状のユニオン金具に凹状態の袋ナットで挟み込み銅で出来た
ラッパがパッキンとなって気密が保たれている訳です。一度使ったラッパ部分は圧縮され伸びている為
切り落とし再度加工するわけです。
凹状の袋ナットは凸に押し広げられ圧力がかかりますので、相当なストレスだと思います。
接続部分を丁度良い強さで締める為の工具がトルクレンチです。。
締め具合は緩すぎては漏れますし強すぎては時間が経ってからナットが割れてしまいます。
様々なホームページではトルクレンチを使ってみるとかなり緩いと感じた人が多いようです。
私は逆に随分強く感じました。
銅合金のねじは弱いので余り締め付けない癖が有るんでしょうか、ねじ締めすぎると切れますが、
気が付いたときは遅いんです、良く切りました。
そんなんで初めて使ったときは切れるんじゃ無いかと思いました。
モンキー型のトルクレンチも有りますが、サイズ的には掴めても設定トルクが足りませんでした。
そう言う事からもサイズの割には締め込みトルクは大きいと思います。
私が乗っている車もかなり古いもので(14年以上)今年はエアコンが全然効かなく成っていました。
ホームセンターで追加用の冷媒ガス、サービス缶を買ってきて自分でチャージしてみました。
ホースはオークションで購入した物で、マニホールドは家庭用エアコンR22冷媒用です。
このゲージマニホールドはつまみの間にサイトグラスと呼ばれるガラスの窓が付いていて
液で入れるときは流れが見えます。
最初は缶を逆さまにして、液で入れました。入らなく成ったら起こしてガスで入れエンジン掛けて、
エアコンを入れコンプレッサーを回しました。缶をお湯で温める事もされる人が有るようです。
これで正しいのか分かりませんが。
低圧側ポートにつないでいますが、圧力が高いので高圧側ゲージでつないでいます。
サービスポートはカプラーになっていて、はめ込むだけで接続出来ます。
ちょっと高いのですが接続時にガスが漏れるのが嫌でストップバルブ付きのカプラーを買いました。
入るだけ入れましたがエアコンの効きは回復しました。
接続後エアー抜きをお忘れないように。私はサービス缶側のホースのエアー抜き忘れて少し入れてしまいました。
今のところエアコン動いています。
でも又来年か再来年追加が必要でしょうね。(前に乗っていた人の話では3年前に入れたそうです)

色々ご意見アドバイス、質問等御座いましたらメールでお寄せ下さいませ。
経験、知識が増えましたらどんどんご紹介させていただきます。
宜しくお願い致します。
冷媒配管のサイズはインチで表せられ、
1/8 2/8 3/8 4/8 5/8 6/8 等で表現されます。
良く2分3分 とか2分4分とか言いますが、
分母を8にしたときの分子の数字を入れて○分と呼ぶようです。
2分だと 2/8インチですので 1/4インチも同じ2分です。
4分だと 4/8インチですので 1/2インチも同じ4分です。
エアコンを取り外した場合室内機にはガスは残っていませんので、分解が可能です。
分解すると内部を綺麗に清掃出来ますので、チャンスです。
わざわざ外して分解清掃すると手間暇がかなり掛かり高い物に成ります。
外部から洗浄液を噴霧して清掃も出来ますが、
中に入っているファンの羽根まではなかなか綺麗に出来ないと思います。
今回外したエアコンを分解して清掃した写真を載せておきます。
室内機の基本的な構成は何処のメーカーも同じ様です。

これが清掃前です。

これが清掃後です。
先日ルームエアコンのガスチャージを行いました。
もうかなり古いエアコンを外してきて清掃していました。
暫く知人に取り付けて貸していましたが、新しいエアコンに去年取り替えられ帰ってきていた物です。
古いのですが分解整備して綺麗になっていましたので捨てるのが勿体なく。
あまり使わない部屋に取り付けましたが、
ガス抜けで冷えなくなりチャージする事にしました。
ガスは古い冷媒のR22ですのでサービス缶ででも入れられますが、
ボンベから重量を量りチャージしました。
規定量は800gでした。
500g位まではどんどん入りましたが、それからは入っていかないので、
エアコンを運転して圧力を下げチャージしました。
現在はちゃんと冷房出来ています。
チャージの方法は、
先ず真空ポンプを接続して、エアコン内部も含めエアーを全て追い出します。
良ければガスボンベのバルブを開き、秤の目盛りを見ながら注入量までガスを入れます。
ちなみに今回のガス漏れは室内機の細い方の管側接続部で袋ナットが割れていました。
何回も移設を繰り返し、疲労で割れた物と思います。
完全に縦に割れたヒビ以外にも無数にヒビが有ります。
再使用する場合は充分確認が必要だと痛感しました。
ちなみにこの割れた状態でも、
真空ポンプで真空引きすると、
漏れは解りませんでした。
加圧して膨張すると漏れるんですね。
加圧後に石鹸水を吹き付け漏れを充分確認しないといけませんね。