城下町伊賀上野に、「布楽工房 能」はあります
布のもつやさしさ、しなやかさ、あたたかさ、なつかしさ、和を大切に、現在の暮らしにあう作品を、
みなさまに見ていただきたいと思います。

日常的に着物を着ることの少なくなった現在、箪笥の中にしまわれたままの着物がたくさんあることに、とても寂しい気持ちになります。

着物には、祖母、母から受け継がれたたくさんの懐かしい憶いが織り込まれています。

日々の暮らしの中でしまわれたままの着物、その素晴らしさを、懐かしくも優しい肌触りを、多くの方に感じていただくために、

思い出のつまった着物をほどき、和を大切にしながら、現代の暮らしにあう、着やすい作品を作りたいと思うようになりました。

「布楽工房 能」では、日本の風土、文化が永い歳月をかけて磨き上げてきた織や染、文様や色目、着物として慈しんできた
細やかな美しさを、再びの華として、今に甦らせていく、そんな作品を創っています。

絹、木綿、麻、さまざまな着物地の柔らかさを生かし、着心地のよい、日々のおしゃれ着としてゆったりとお召しになれる
品々をデザインしています。小さく残った裂もたくさんあります。多くの方の手を経て染められ、織られ、縫われてきた裂です。
大事にしなければいけません。

小さな、かわいい小物もこしらえることにしました。


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