涼宮ハルヒで学ぶ南京大虐殺


第四話・南京大虐殺に証拠写真なんてあるの?

 「作者注:このページにおける東中野修道氏の発言は、東中野修道ほか著『南京事件「証拠写真」を検証する』(草思社)を元に構成しています。

本の主張通りに引用されていないところがもしあればお知らせください。」

 「作者注:このページは、前回の続きです。まだ前回を読んでいない人は読んでくださいねv

トップページはこちらです。


前回までのあらすじ:

サンタクロースをいつまで信じていたか〜なんてことは、たわいもない世間話にもならない位のど〜でもいい話だが、

それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服ジーさんを信じていたかというと、

俺は確信を持って言えるが、最初から信じてなどいなかった。

幼稚園のクリスマスイベントに現れたサンタは偽サンタだと理解していたし、お袋がサンタにキスをしているところを目撃した訳でもないのに、

クリスマスにしか仕事をしないジジィの存在を疑っていたさかしい俺なのだが

はてさて、この世を影で支配する悪の組織やそれと戦うアニメ的特撮的マンガ的ヒーローたちがこの世に存在しないのだと気付いたのは相当後になってからだった。

いや、本当は気付いていたのだろう。ただ気付きたくなかっただけなのだ。

俺は心の底から 悪の組織が目の前に ふらりと出てきてくれることを望んでいたのだ。

しかし、現実ってのは意外と厳しい。世界の物理法則が良くできていることに感心しつつ、

いつしか俺はテレビの古代文明の謎特集や陰謀論をそう熱心に見なくなっていた。

裏で世界全体を支配している悪の軍団? 

そんなのいる訳ねえ。

でも、 ちょっといて欲しいみたいな、最大公約数的なことを考えるくらいにまで俺も成長したのさ。

中学を卒業する頃には俺はもうそんなガキな夢 を見ることからも卒業して、この世の普通さにも慣れていた。

ところが参ったね。

高校生にもなって、まだ悪の組織とか信じてる奴がこの世にいたのだ。

「この世界は、巨大な悪の組織反日サヨクに牛耳られているわ。

マスコミも反日サヨクの仲間だから、マスコミで流れてくるニュースも嘘ばっかりよ。

ぜひ、この世界を大いに支配するサヨクの団(略してSOS団)を見つけ出して、彼らと一緒に楽しく世界を支配して遊びましょう! 」

やれやれ。

そんなこんなで俺は、その反日サヨクだとかいう悪の組織の流したらしい 嘘の南京大虐殺を調べなきゃならなくなっちまった。

かんべんしてほしいもんだ。

「前回までのあらすじはこれまでよ。

今までの話を読んでいない人にはなんのことか分からないからきちんと第一話から読んでね。

ここから本編の始まり始まり〜」






みくる先生の世界史講義

「そ、それでは授業を、ははじめまーすっ」

「イエーーーーイ!!パチパチパチ!!!」

「実に結構です。」

「きょ、今日は、盧溝橋事件について、勉強しまーす!」

「任せておいて!バリバリ学んじゃうから!

世界史オリンピックに出ようってくらいに勉強するわ!」


「何だ?これ?」

「何って、みくる先生の世界史講義よ!

ドジっこロリ顔新米教師が、初授業でやんちゃな生徒の洗礼を浴びているところに決まっているじゃない!」

「いや、俺はなぜ朝比奈さんが教師ごっこをしているのかを聞いているのだが。」

「メイドさんやバニーガールなどはやったけど、女教師はまだやっていないからよ!」

「毎度のことながら、言わないとオマエは勘違いするから言っとくぞ。

理由になってないからな。

「何よ。じゃああんたはみくるちゃんの授業、受けなくていいわ。」

「うう、ハルヒの思いつきにつき合わされている朝比奈さんには同情を禁じえないが、

正直な話、朝比奈さんの教師姿はとっくりと観察したいものがあった。

アイコンから想像するしかない読者諸兄にもみせたいてあげたいものだ。」

「時代は満州事変から6年後の1937年です。

日本軍は、北京近郊の豊台で軍事演習を行っていました。詳しくはやりませんが、1900年の義和団事件の最終議定書によって、

日本は清(当時)に駐兵権を飲ませていたので、日本軍が中国のまっただ中にいたんです。

すぐそばに北京を守る中国軍が駐留していて、両者の間はわずか300メートルでした。」

「 300メートルって言ったら本当にすぐそばね!そこに、にっくき中国軍がいるのね!

燃える展開だわ!血がみなぎってグツグツいうわよ!」

「中国は満州地方を日本にとられ、さらに日本軍は北京のあたりにも、満州国のような傀儡国家を立てようとする謀略である北支工作を進めていました。

そのようなこともあって、当時の中国国民の反日感情は大きなものとなっていました。」

「ちなみに、その北支工作も、日本政府の公式方針ではないですね。

日本陸軍が独断で勝手にやっていたことです。」

「中国国民の反日感情は次第に膨れ上がり、

それまでに中国人の日本軍に対するテロ行為も多発していました。

これにより、日本国内の反中感情も、すさまじいものになっていました。」

「気に食わないことがあるからテロに走るなんて、さすが中国は未開人ね。」

「そのようなわけで、盧溝橋付近では一触即発の雰囲気がただよっていました。

そして、7月7日の深夜に、銃声が響きます。誰かが発砲したのです。 」

「結局、その銃撃は誰が行ったものなのでしょうか?」

それは未だに分かっていません。

中国軍が間違って撃ったとも言われていますが、真相は藪の中です。

現場の日本軍の中隊は直ちに集合し、点呼を取ったところ、一人が行方不明であることが分かりました。 」

「大変じゃないの!」

「何者かの砲撃があったこと、兵士の一人が行方不明であることの報告が牟田口廉也連隊長に伝達されます。

その後も銃声が続いたため、牟田口連隊長は攻撃を許可、戦闘が始まります。」

「これが日中全面戦争のきっかけであるわけですね…

朝鮮の支配権をかけた日清戦争や、満州の利権争いの結果の日露戦争とかと比べると、 やっぱりあまりはっきりしない動機で戦争になっていますね。

結局、その行方不明の兵士の行方は謎のままなんですか?」

「それが、戦闘が始まる前にひょっこりと帰ってきてるんです。

この兵士がなぜ行方不明になっていたか?

この事もなぜかよく分かっていません。

一説によると、用を足していたとか…」

「用を足す?それってどういうことよ?」

「え…言うんですか?」

「もちろんよ。よくわからないわ。その兵士は何をしていたの?」

「あ…あの…う…うん………………をしていたというんです。」

「え!?聞こえないわ。何をしていたの?」

「セクハラはそれぐらいにしておけ。」

「まあいいわ。要するに、日中戦争のきっかけは、こういうことだったのね!」

「何か違う気がするが… ともかく、もし谷口その二等兵がきちんと帰還していたら…」

歴史は大きく違っていたかもしれませんね。

歴史にIF(もし)は厳禁ですが。」

「余談になりますが、日中戦争の開始を指示した牟田口廉也は、その筋ではかなり有名な方で、

いろいろとすさまじいエピソードがたくさん残っています。

興味のある方は検索してみてください。」

「それにしても、最初の銃撃は、誰が撃ったんでしょうね。

全ての歴史を知ることは不可能とは言え、やはり気になります。

「それについては分かっているわ。これは共産主義者の陰謀よ。

犯人は中国共産党だわ。」

「うん?共産主義者の陰謀?何か証拠はあるのか?」

無いわ。

中国共産党の公式文書に劉少奇が指示したと載っていたという話が出回ったことがあったけど、

その公式文書の現物が出てこない事には話にならないわね。

でも、、動機の面から見れば明らかよ。

当時、中国大陸では中国国民党中国共産党が激しい覇権争いをしていたわ。

といっても、実体は国民党が共産党を圧倒していたのだけど。

結局、日本と中国が戦争することで、

国民党は消耗し、日本が出て行った後で国共内戦の末共産党が勝利して共産党政権が建てられるわ。

日本が中国に攻め込むことで誰が一番得したか考えれば答えは明らかじゃない。

日本が中国に攻め込んだことが原因になって共産党が政権を取れたんだから。

日中戦争は共産党の策略だったのよ!

「それは無理があるじゃないか?

不確定要素が多すぎる。

日本を戦争に引きずり込もうとしても、 日本に中国を侵攻する気が無ければ戦争は始まらんし、

戦争になったとしても 中国が勝てる保障はどこにもない。

1937年の盧溝橋事件から1949年の中華人民共和国建国まで12年も経ってる。

その間、日本の首相は14人も代わってるし、ナチスがソ連を裏切ったり、日本がアメリカに攻撃したり、ソ連が日本を裏切ったり、ソ連が中国国民党支持から共産党支持に回ったり世界情勢は目まぐるしく変化している。

何より、 中華人民共和国を見てる限り、中国共産党にそんな高度な策略ができたとはとても思えないんだが。


旧日本軍は、こんなのの手のひらの上でもてあそばれるほど無能だったのか?

「確かに、中国共産党のやることってアホの極みだけど、それとこれとは…」

「共産主義者の謀略に引っかかったのであろうと無かろうと、当時の日本政府が国策を誤ったのは間違いないでしょうね。

共産主義をこれでもかというくらいに敵視していた当時の日本とバリバリの反共主義者の蒋介石が戦争することによって、中華民国の屋台骨が疲弊しました。

ちょうど同時期に、これまた反共主義者のヒトラー率いるドイツと、反共主義者のチャーチル率いるイギリスが戦争(バトル・オブ・ブリテン)し、ヒトラーは東欧にも攻め込みました。」

「日中戦争で日本と中国が戦い(1937年)、バトル・オブ・ブリテンでドイツとイギリスが戦い(1939年)、

日本とドイツとイタリアが同盟して中国やイギリスやアメリカなどの連合国と戦ったこの一連の流れをひっくるめて第二次世界大戦と呼びます。」

日本やドイツが攻め込んだ国の多くは戦火によって政権基盤が揺らいで、各地で共産主義革命がおきます。

その結果、 戦前にはソ連とモンゴルしかなかった共産主義国が、 第二次世界大戦が終わるころにはソ連、アルバニア、チェコスロヴァキア、中国、北朝鮮、東ドイツ、ハンガリー、ブルガリア、北ベトナム、ポーランド、モンゴル、ルーマニア、ユーゴスラビアと13ヶ国にもなっています。

戦前の日本が鬼のごとく忌み嫌っていた共産主義勢力の伸長に日本自身が一役買ってしまったのは、疑いもない事実ですからね。」

「そうね。それはそのとおりだわ。」

「認めてしまっていいのか?

戦前の日本政府の決定は全て正しい判断を下していたんじゃなかったのか?」

「その日本政府の決定は 共産主義者の陰謀にのせられただけだからね。

日本政府には何の責任もないわ。」

どれだけ主体性がないんだ。お前の中の日本政府は。」




「皆さんこんにちは。東中野修道です。

今日はみなさんに、南京大虐殺の 証拠写真の話をしたいと思います。

南京大虐殺は、反日支那人反日欧米人の合作による戦争プロパガンダであることは、みなさんご存知の通りですが、

今回、紹介するのは、そのうちの証拠写真の検証です。

南京大虐殺をあったかのように言っている人は、その証拠として写真を提示してきました。

ここまでよろしいですか? 」

あまりよろしくない気がするが。

「今まで俺が読んできた南京大虐殺の本では写真を証拠として挙げているものなんて一冊も無かった。

みな、日記や戦闘詳報や手記など、 文書による証拠に重きを置いている。

補足的に裏づけ調査済みの証言も証拠として扱っているときもあるが、 写真を証拠として扱っている研究書なんて一つもない。

本当に、これが南京事件の証拠写真だ!なんて触れ込みの写真なんてあるのか?」

証拠写真の検証と、南京で虐殺が有ったか無かったかという話は別次元の話なんです。

これはあくまでも一つの歴史の研究としてどうしても 避けて通れない検証作業なんです。」

「いや、話が違うだろう。

俺が聞いてるのはそもそも、南京大虐殺の証拠写真なんて本当にあるのか?ってことだ。

避けて通れないと言っているが、 他の証拠の検証をあんないい加減な形で放っておいて、写真とかの話に話題を移すのは逃げじゃないのか?

「私どもは手に入る写真を全て手に入れました。

そして、この写真は証拠になるのか?不自然なところはないのか?一枚一枚チェックしたんです。

その結果、証拠写真として通用するものは一枚もありませんでした。 」

「聞けよ。人の話。」

「まあまあ、ひとまずお話を聞きませんか?おもしろそうですし。」



「よろしいでしょうか?それでは行きます。 まずは、これ。 日本兵による、中国人の斬首と言われている写真です。 」

「上の写真は斬首前、下の写真は斬首後の写真と思われます。

下の写真の方には斬首後の首と思われるものが転がっていて、胴体が横たわっています。

ところが、これらの写真、じっくり見ると色々な”ムジュン”が見受けられるんです。

つまり、これは演出と合成の写真です。疑問点を挙げていきましょう。」

「また”ムジュン”ですか…。」

「まず上の写真に関して。

1.刀を持ってる人は、左足が前に出ています。これではいけません。刀を振り下ろした時に、自分の足を切ってしまいます。正しい刀の持ち方は、右足が前です。

2.右の二人の人物の影の方向が一致しません。

3.右端の人物の靴の方向が前向きでなく、後ろ向きになってます。これは不自然です。」

「……。」

「質問があるんだが。」

「はい。何でしょう?」

「右端の人物の靴が後ろ向きって本当か?」

「そうです。後ろ向きです。

これこそ、支那人がニセ写真を作っていた動かぬ証拠です。

なぜわざわざ支那人はニセ写真なんて作ったんでしょうね?

これぞ、南京大虐殺が嘘である何よりの根拠じゃないですか?

「……。そうか?靴が後ろ前に見えるか?」

「う〜ん、僕にはよく分かりません。

というか、”こんな不鮮明な写真で靴の方向なんて分かりっこない気がするんですが。」

「私には、普通に履いているように見えますけど…」

「やっぱりはっきりしないか。まあいい。

それで、じゃあこの人物は、なぜ靴をわざわざ後ろ前に履いているんだ?

「この写真が演出写真だからです。」

「答えになっていない。

演出写真というけど、台本通りに俳優が並んで撮ったのか知らんけど、それでも、演出写真だろうがなんだろうが、

わざわざ逆さまに靴を履かない限り、靴が後ろ前にはならないだろう?

なぜ演出写真の俳優はわざと靴を後ろ前に履くなんてマネしたんだ?」

「うっ、それは…」

「キョン、そんなことも分からないの?この演出写真を撮ったのは、中国人よ。中国人が撮ったのなら、自ずと答えは明らかじゃない。」

「うん?なんだ、その答えは?」

中国人はバカだからよ!

「………」




「話は変わりますが、東中野さんがおっしゃった出す足が反対という点ですが、

別にこの写真が斬る直前とは限らないですし、そんなに不自然なことではないのでは?

それに、仮に足の出し方が逆でも、自分の足を切るなんてことはないと思いますが。

「それに、右の人の影の向きが違うって言っても、本当にこれ、影なんでしょうか?

背景に黒いものがあるだけかもしれないですし。それに、影の方向なんて、坂があったり地形が変われば全く違ってきますし。

下の写真から分かるとおり、ここの地形って、坂がありますよね?坂に影が映れば、方向なんて全く変わってきます。」

「ちょっとみんな!勝手なこと言ってるんじゃないの!

東中野さんは大学教授よ!大学教授が、そんな素人のパッと見決め付け論みたいなことするわけないじゃない!

大学教授が言ってる事なんだから、何か崇高な理論があるに違いないわ。

そう考えるのが普通でしょ? 」

「普通の大学教授は、学問と呼ぶに値しないなんて裁判所に言われないからな。」

「何か雑音が聞こえますが気にせず続けます。

次の疑問点。刀を持つ男はチャンチャンコのようなものを着ているが、当時の日本軍にこのような服装はありません。」

「そうなのか?」

「そうなんです。」

「しかし、戦闘中でもなく、普段着まで、何十万もいる兵士の服装全て分かるものなのか?」

「はい。無いといったら無いのです。」

「本当か?

何言ってもこっちが確かめようが無いと思って、適当なこと言ってるんじゃないだろうな?」

「こら、キョン!なんてこと言うの。

大学教授がそんなことすると思ってるの?

綿密な裏づけ調査があって言っているに決まってるじゃない。」

「むしろ今までの行動を見てきて どんなマジカル頭脳パワーを使えば

この人の言うことを無条件に信じる気になれるのか教えて欲しいんだが。」

「私は信じるわ。人のことを疑うなんて、人間として一番やってはいけない行為よ。

「あー、はい。それは大層立派な心がけで。

一応忠告しておくけど、借金の保証人にだけはなるなよ。

「さっきから何を言ってるんです?こういう服装をした人は日本軍にいなかったといったらいなかったんです。

じゃあ逆に聞きますが、あなたはこのような服装をした軍人がいると自信を持って言えるのですか?」

「いや…それは…言えない。

というより常日頃から迷彩服着てモデルガンを乱射して恍惚に浸ってるわけでもない一般人が

日本兵がどんな格好してたかなんて知っている訳ないし。」

だったら黙ってなさい。

軍事事情に詳しいわけでないあなた達は、私の言葉を信じるしかないのだから。」

「……。」





「というわけで、この写真が支那人が作ったプロパガンダのニセ写真だということが証明されたところで、次の写真に行きましょう。」

「上の写真と下の写真の丸で囲った人物は、同一人物です。

しかも、上の写真ではこの人物は被害者、下の写真では加害者の役です。

つまり、これらは同じ役者を使ったやらせ写真なわけです。」

「……。」

「あの、すみません。」

「はい、何でしょう?」

「質問なんですが、この二つの写真の人物が同一人物だというのは、何を根拠に言ってるんでしょうか?」

「え?……科学的な根拠です。」

「ですから、どういう科学的な手法を使えば、こんな写真だけで二人が同一人物だなんて分かるんでしょうか?」

似てません?顔。

「え?似てます?」

「そうですね…確かに似てる気もしなくは無いですね。

ただ、同一人物だと断言できるかといえばできないですが。」

「似てないと思いますが。

縛られてる方はまだ子供なのに、もう一方の方はおっさんですし。

岡田真澄とスターリンの方が似ています。

「そうか?俺は結構似てる気がするけどな。

どっちにしろ、こんな写真で同一人物かどうかなんて言える訳無いとは思うが。」

「う〜ん、似てるかどうかは意見が分かれていますが、

少なくとも、この写真とこの写真の登場人物の顔が似てるとか似てないとか言い合うのが歴史学だとは到底思えないんですが。」

「何を言ってるんですか?この二人は、誰がどう言おうと同一人物です。

支那人がやらせ写真を撮った証拠なのです。」




「次に、この写真を見て頂きたい。これは、アメリカの写真雑誌ライフが1937年10月4日号に掲載したものです。」

写真A

「日本軍が南京を陥落したのは1937年の12月13日だから、10月4日というのは、南京陥落以前ね。」

「この写真Aは日本軍の海軍飛行隊が上海を空爆したときの写真です。

それにしても、日本軍の爆撃を受けて瓦礫の中で幼児がひとり泣いている写真は、 見るものの心を揺さぶらずにはおきません。

ライフはこれを読者の選ぶ1937年ニュースベスト10に選びました。」

「民間人を狙った空爆は日本では東京大空襲が有名ですが、

日本軍の爆撃でも、民間人の被害者は出ていたんですね。」

「はい。世界の人間はそう思って、世界中に日本軍非難の声が高まりました。」

「ところが、この泣き叫ぶ幼児の写真には、こういう物もあるんです。」

写真B

「まずこの写真Bをご覧ください。

写真Aと場所も幼児も同じですね。

一人だと思った幼児の後ろに「父」らしき人物がいます。

しかし、帽子をかぶった「父」ともいうべき男が、泣き叫ぶわが子を抱き上げようともしてません。

これは不自然ですね。」

写真C,D

「それからこの写真CとD。

「父親」とは別の男が右方向から幼児を抱えてわざわざ線路の方向に移動してますね。

写真E

「この写真Eはルックの1937年12月21日号に載った写真です。

この男は「父親」とは別の人です。

つまり、撮影者を含めば大人三人もいたのに、写真Aでは幼児だけが撮影されていたのです。」

「もうお分かりでしょう。

この写真Aは演出であり、反日世論を作るためのやらせの捏造写真だったのです。

写真B〜Eがその証拠です。これらの写真は、捏造写真を作る過程を写しています。」

「……。」

「質問があるんだが。」

「はい。何でしょう?」

「写真Aがやらせ写真だということは分かった。 しかし、なぜルックは写真Eのような写真を同時に掲載したんだ?

やらせ写真を載せて反日世論とやらをあおる傍ら、

完全ドキュメンタリー!やらせ写真の製作過程全部見せます!

写真を捏造するまで密着24時特集!

でも一緒に掲載したのか?」

「え…?いや、それは……」

「そういえばそうですね。

なぜ、やらせ写真製作者はやらせの証拠まで一緒に撮影したのでしょう?」

「いやー、なぜなんでしょうね? 反日工作をするようなアメリカ人は心根が卑しいからマヌケだったんじゃないですかね?」

「またいつものパターンか。」

「長門、ルックの1937年12月21日号あるか?見てみたい。」

「ある。」

ダメええええ!!!!

「またか…」

絶対にダメです。

見てはなりません。」

「…。」

「いいからほっといて見ようぜ。」











LOOK1937年12月21日号
空襲で生き残った中国の赤ちゃん





1. 日本軍による上海南駅の爆撃後に線路上に
瓦礫に半分隠れた形で乳児の生存者が倒れていた。
中国人の男がこの乳児を取り上げ、
向い側のプラットホームに連れて行くところ。



2. 赤ん坊は男によって瓦礫から救助される間もずっと大泣きしていた。
爆弾が南駅を直撃したとき、
駅は戦争による上海の破壊から列車で南へ逃れようと
していた中国人たちがひしめていてた。



3. 8機の双発の飛行機はそれぞれ駅を爆撃した。
同時に軍機は上海南部の居住区である南市を爆撃した。
民間人地区であった南市は空襲への備えをまったくしていなかったし、
軍機は爆撃後も何らの砲撃を受けなかった。
以前に日本軍は南市を爆撃するときは予告すると言明していたが、
実際にはなんの予告もしなかった。







「おお!」

黒い服の男性が赤ん坊を運んでいるのは、空襲で破壊された瓦礫の中から、赤ん坊を助け出している場面だったんですね。

「赤ちゃん、左腕がちぎれていますね…

痛そうです…」

「4の写真は東中野さんが持ってきた写真Bだな。

写真Bでは左半分が切り取られているから右の少年の死体は映ってないが。」

写真B

「つまりこういうことだったんですね…

空襲が収まってから、黒い服の男性と帽子をかぶった白い服の男性が二人で生存者を探しました。



黒い服の男性が生き残った赤ちゃんを見つけて、助け出します。



「黒い服の男性は、赤ちゃんをひとまず安全な場所に置き、次の生存者を助けに行きました。

赤ちゃんは両親を亡くし、左腕に重傷を負って泣け叫びます。



「相棒のもう一人の白い男性が近くの応急処置救護所に連れて行きます。」

「少なくとも、雑誌ライフが意図していることはそういうことですよね。

東中野さんの言っていることとはまったく違いますね。」

「それでもライフが載せたのが『赤ん坊を助け出した場面』というやらせ写真かも知れないじゃないですか!」

「何いってるんだ?

こっちは写真B〜Eは、捏造写真を作っている場面というあんたの主張が嘘じゃないかって言ってるんだぞ!?

雑誌に書いてあること全く無視して意味不明な疑問突きつけて全く反対のことを主張するあんたは何なんだ? 」

「ぐっ、このアカが!」

「あか?何だそれ?」

「共産主義者のことですね。

共産主義のイメージカラーが赤であることからついた蔑称です。」

「は?何で共産主義なんてものが出てくるんだ?もしかしてー」

もしかして、あなたの星では、 写真に疑問が沸いたら原典のキャプションを参照してみるということを共産主義と呼ぶの?

「え?そんなわけ無いでしょう。 てゆうか星ってなんですか。

「そんなことはどうでもいいわ。

何なの?あんた。

資料はわざと本当の意味と反対に誤読する、

証拠は捏造する、

読者が確かめようのないことはでたらめをさも当然のように吹き込む。

最低じゃない。

ちょっと理屈っぽいことを言えばどんな馬鹿げた内容でも愛国者なら泣いて喜んで妄信するとでも思ったの?

馬鹿にするのもいい加減にしなさいよ!

「何するんですか!痛い、蹴らないでください…」

「消えなさい!

三秒以内に消えないと、黒板を爪で引っかいた録音テープを永久にウォークマンで聞かすわよ。」





























「もう何だったのかしら?アイツ。

本当に使えないわね。」

「ハルヒ。もういいだろ。

分かっただろ。

裏から世界を支配している悪の組織なんて無かったんだよ。

俺たちは捏造された歴史に騙されてなんていなかったんだよ。

俺も話を聞いて、南京大虐殺は捏造だ!なんて言ってる人間の正体はあんなもんだって分かったよ。 」

「いいえ。

世界は捏造に騙されていることに変わりは無いわ。

南京大虐殺は捏造よ。 」

!!

まだそんなこと言っているのか?」

「……。」

「あんたさ、自分がこの地球でどれだけちっぽけな存在なのか自覚したことある?」

何をいいだすんだ

「あたしはある。忘れもしない。」

「 小学生の、六年生の時。

家族みんなで野球を見に行ったのよ球場まで。

あたしは野球なんか興味なかったけど。着いて驚いた。

見渡す限り人だらけなのよ。野球場の向こうにいる米粒みたいな人間がびっしり蠢いているの。


日本の人間が残らずこの空間に集まっているんじゃないかと思った。

でね、親父に聞いてみたのよ。ここにはいったいどれだけ人がいるんだって。

満員だから五万人くらいだろうって親父は答えた。

試合が終わって駅まで行く道にも人が溢れかえっていたわ。



それを見て、あたしは愕然としたの。

こんなにいっぱいの人間がいるように見えて、実はこんなの日本全体で言えばほんの

一部に過ぎないんだって。


それまであたしは自分がどこか特別な人間のように思ってた。

家族といるのも楽しかったし、なにより自分の通う学校の自分のクラスは世界のどこ

よりも面白い人間が集まっていると思っていたのよ。

でも、そうじゃないんだって、その時気付いた。




夜、歯を磨いて寝るのも、朝起きて朝ご飯を食べるのも、どこにでもある、みんながみんなやってる普通の日常なんだと思うと、途端に何もかもがつまらなくなった。

そして、世の中にこれだけ人がいたら、その中にはちっとも普通じゃなく面白い人生を送っている人もいるんだ、 そうに違いないと思ったの。


それがあたしじゃないのは何故? 

小学校を卒業するまで、あたしはずっとそんなことを考えてた。」

「、そこであたしは、待つことにしたの!

待っていれば、いつか私を特別な存在にしてくれる何かがやってきて素敵な毎日をプレゼントしてくれるはずだって。

そう思って、私はひらすら待つことにしたの。」

(この世界の涼宮さんは、ずいぶんと情けないことを考えたんですね…)

「そんなある日、あるホームページを見つけたの。

そこには、今までの反日サヨクが築き上げてきて私たちを騙し続けてきた捏造と、真実の歴史が綴られていたわ。

日本人は、アジア(中国韓国北朝鮮除く)から、畏怖に近いまでに感謝され、尊敬される存在だったのよ!

日本人は世界で唯一、正義の戦争を遂行した誇り高き民族なのよ!

例えありふれた日本人であっても、日本人であるだけで地球全体(特に劣等民族の朝鮮、中国人)からみれば、崇高で気高い稀有な存在だったのよ!」

「そうか。そりゃ良かったな。おめでとう。」

「しかも、日本でも、真実に気づいた日本人は数少ないわ。

ネット以外は反日サヨクの捏造にあふれてるから正しい情報はネットでしか手に入らないからね。

まだ、ネットを活用して情報を手に入れている日本人は数少ないようね。

正しい歴史を知っている人は日本人全体の1パーセントくらいしかないもの。

つまり、真実を知った人はただでさえ地球上で素晴らしい存在である日本人の中でも1パーセントに入るくらい素晴らしい存在なのよ! 」

「 それは、ネットを活用して情報を手に入れている人が1パーセントしかいないんじゃなくて、

多くの日本人はネットで情報を仕入れているが、その中で、ヨタ話を真に受けるのが1パーセントしかいないだけだと思うが…」

「南京大虐殺は捏造よ。

キョン、悪魔の証明って知らないでしょ?

悪魔がいるという証明は、悪魔がいる証拠を出せばできるけど、

悪魔がいないという証明はできないわ。悪魔がいない証拠なんてあるわけないもの。

悪魔が実在するかどうかという問題は、悪魔がいないと主張する側ではなく、

悪魔がいると主張する側に証拠を出す義務があるわ。

南京大虐殺も同じよ。

南京大虐殺があったという人間は、あったとは言うけど、何も証拠を持ってこない。

証拠がない以上、南京事件は無かったと考えるべきなのよ。」

「何言ってるんだ?南京大虐殺の証拠なんて、今までいっぱい出てきただろ?」

南京事件が存在しない証拠を出せって言うの?

そんなことはできないわ。悪魔の証明だからね。

南京事件があったと言ってる方が証拠を出すべきなんだからね。

どうせでてこないでしょうけど。 」

「おい、ハルヒ、どうしちゃったんだよ?

戦闘詳報や、軍人の報告の記録や、外国人や日本兵の日記など証拠はあるっていってるんだぞ?」

「言っとくけど、証言は証拠にならないからね。

南京大虐殺の証拠とかいう触れ込みで出てくるものなんて、あてにもならないいい加減な証言ばかりなんだから。 」

「だから、文書による証拠がたくさんあるだろ?」

「南京大虐殺なんてあったわけないでしょ?

実際に南京戦に従事した元日本兵たちが、南京は平穏そのものだったと言ってるんだから! 」


「ハルヒ、本当にどうしちゃったんだよ!

証言は証拠にならないってお前が今いったばかりだろ!?





うるさい!とにかく南京大虐殺は捏造なの!
















BGMです。これのスタート押してから画面を下にスクロールさせてください。

























































「おい、古泉。あの青い巨人はなんだ!」

「どうやら、涼宮さんはこの世界がお気に召さないようですね。

涼宮さんは、世界を自分の好きなように作り変える能力を持っているんです。

巨人は破壊衝動の現れでしょう。

これはちょっとした恐怖ですよ。」

「ちょっとした、どころじゃねー!!」
























































あたしは…













どこにもいるただの一人でしかないんだ…
































日本軍は正義の軍隊だと思ってた



































でも正義って何?












今の世界は嘘で、本当の世界は
日本軍に感謝してると思ってた


























でも「本当の」ってどういうこと?




























世界なんていらない




















































































































「次の日、朝はいつものようにやってきた。

何も変わらない朝。

何も変わらない日常。

もとの通りの毎日が繰り返されていた。

しかし何かが違う。

そんな気がした。 」














「見て。また中国人が南京大虐殺を否定した幕僚長に抗議ですって。

全く、あの低脳民族はまだ捏造を信じているのね。」

「困ったものですね。幕僚長の言うとおり、全てはコミンテルンの陰謀だというのに。」

「南京大虐殺なんて信じるわけないよな。

俺たちは在日じゃないんだから。

「チョン=ゴキブリ。滅びろ。朽ちろ。」

「その通りだよな。捏造が専門の劣等民族は、一刻も早く消滅してくれ。」




































「以上のように、南京大虐殺は捏造であることが証明されました。」












「え?本当に南京大虐殺が捏造なのか、ですか?

捏造に決まってるじゃないですか。

疑う人は、在日朝鮮人ですよ。」

























「え?作者は実のところはどう思ってるんだ、ですか?

それは…」



















































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