◆HENNAとは
英語名でHENNAという名前から日本では「ヘナ」または「ヘンナ」と呼ばれています。
また、ラテン語では「Lawsonia(ローソニア)」、インドでは「Mehandi(メハンディ)」と呼ばれています。
ミソハギ科の植物で、北アフリカからインド、ネパール、スリランカ、パキスタンなどで広く自生している低木です。葉の大きさは長さ2cm程で、直径7mmくらいの小さな花が咲きます。花には芳香があり、その種子から採れるオイルはMEHNDI OILや香水の原料として使われます。この葉を乾燥させ粉にしたものがヘナパウダーで、MEHNDIのペーストや髪の染料、トリートメントとしても使われます。
旧約聖書にもヘナに関する記述があり、エジプトではミイラを包む布を染めるのにヘナを用いたとされています。布を染めるだけでなく、身体、手足、爪、髪、髭などを染めるのにも利用されていました。和名で「シコウカ(指甲花)」「ツマクレナイノキ(爪紅の木)」という名前があるのも、このことに由来しています。
ヘナは、お茶やワインなどと同じように原産地やその年の気候、採取時期などによって品質が変わってきます。砂漠地帯など昼夜の温度差が激しい場所ほど良いヘナが育つようです。また、作る過程や粉の細かさ、鮮度、保存状態などによっても品質は変わってきます。
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<ヘナの木> <ヘナの花>
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◆HENNAの安全性
インドの伝承医学であるアーユルヴェーダという自然療法でも使用されてきたハーブであり、火傷の治療や皮膚病予防にも使用される安全で肌にも優しいものです。
しかし、植物アレルギーのある方や極端に肌の弱い方にとっては100%安全とはいえません。ヘナの色素成分ナフトキノンがパッチテストで陽性を示した例も報告されており、人によってはアレルギー症状を起こす可能性もあります。
植物アレルギーのある方、肌の弱い方(アトピーなど)はパッチテストをする事をお勧めします。
*ブラックヘナについて
ブラックヘナとは、少量のナチュラルヘナに大量のジアミン系染料等の化学染料やインクを混ぜて黒く染まるようにしたものです。近年、メヘンディ(ヘナタトゥー)の人気と共にこのようなものがヘナペーストとして多く出回っています。
これは発がん性が指摘されており、アレルギー性の皮膚炎、急性喘息などを引き起こすことがあります。すぐに症状が出ない場合でも模様が完全に消えなかったり、皮膚から薬品が吸収され、数年後に影響が出る可能性もあります。
天然100%のヘナは黒くは染まりません。十分注意してください。
☆良いヘナの特徴
●天然100%のものであること
●色はうぐいす色、または少し茶が入ったグリーン
●鮮度の良いもの
●抹茶のような、ハーブのような香りのもの
●粒子の細かいもの
☆悪いヘナの特徴
●ブラックヘナなど化学染料が入っているもの(異臭がします。)
●色が茶色かったりグリーンが褪せて黄色くなっているもの(古いヘナです。)
●茎などが多く粒子の粗いもの
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