Kumano Japan  FUDE(筆)

メイクブラシ

メイクブラシが注目されている。ご存知だろうか?
それは元来、プロのツールである。
メイクのプロが、完璧な仕事をするために選ぶ道具である。

化粧筆

その生産地では、そう呼びたい・・・らしい
とある職人は、「筆」と「ブラシ」は違う・・・と熱く語った

「毛筆」といえば
 誰でもイメージ出来るであろう

 昨今では
 これが苦手な人間が増えた
 同時に
 これを楽しむ方々も増えた

 例えば「絵手紙」である
 「書」のテイスト
 「画」のテイスト
  いずれも「筆」が不可欠である

 ちなみに
 前者を「書筆」
 後者は「画筆」
 それが良品であれば
 伝統的な工法で生産される
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 画面上で「筆」をお楽しみください


熊野

伝統工芸品として 現在、日本国内の筆の生産は、奈良市、愛知県豊橋市、東京、そして広島県の 熊野町 と川尻町などでつくられている。
なかでも熊野町の筆の生産は全国の8割を占めており、 また、昭和50年には毛筆産業としては初めて「伝統的工芸品」の指定を受け、 ある種のステータスをもって『熊野筆』と呼称されている。

時代の流れ

しかし「筆記用具」としての「筆」の使命はどうであろうか?
芸術でもなく、趣味・道楽でもなく
ごく一般的な使途には・・・・?

ところで、商品経済として筆の生産地をみると興味深い。
いわゆる特産品とは、いくつかの条件下で成立するものである。
多くの場合、生産地は原材料の産地でもあり、それを加工する
さらに流通させることにより特産品として認知されるのだ。

しかし筆の産地は、 いずれも穂となる獣毛や、軸となる竹の生産地ではない。
それどころか、熊野町などは流通に不利な立地といってよい。
つまり筆づくりの技術だけが、この地に代々受け継がれてきたらしい。何故?

この命題に対する、明確な回答を私は知らない。
状況から判断して、この地には、圧倒的な技術力があったのだと思うのみである。
あるいは、とりまく状景が、技術を育成してきたのだと推察するのみである。

アーティスト

女性の美を追求するというカテゴリーで
本来、裏方である職人が脚光を浴びはじめたのは、いつの頃からだろうか?
服飾デザイナーは、早くから注目されていたかもしれない、しかし
ヘアーアーティストとか、メーキャップアーティストとか
こうした語感は、比較的新しく思える。
彼等(彼女等)に共通するのは、ニーズに応える仕事をするというより
それぞれのセンスやテクニックを主張するという、スタンスである。

メイクアップアーティスト

そしてメイクアップアーティストである。
その素晴らしいテクニックに驚嘆する事は多い。

さて、全ての技術には基礎がある。
メイクの基礎は、グラデーションである。
デッサンの優劣は、陰影の表現、テクニックで決まる。

グラデーション

例えば鉛筆一本で、このようなグラデーションが描けるならば
あなたは、メイクのプロとしての資質があると断言出来る。

ツール

とはいえ・・・
例えば HB の鉛筆で描けといわれても困る。困難である。
B〜 柔らかい鉛筆を使うのが、当然の心得である。
きっとそれは、指先のコントロールを過不足なく紙面に伝えてくれるはずだから…

化粧筆も、同様の機能で評価されている。
プロが選び、プロが要望を出せば、それに応えるかたちで進化してきた
それが「化粧筆」である。

あまりにも多い種類の化粧筆は、それを必要とするプロが存在する証なのである。

プロとアマチュア

もし貴女が
プロのメイクに憧れるならば
メイクブラシを使うべきである。

それだけで、貴女の化粧レベルは向上する。

使用感

もし貴女が
天使の羽触りに興味があるならば
メイクブラシ、化粧筆を使うべきである

それだけで、貴女のメイクライフは充実したものとなる

サイトコンセプト

ところが、最適なメイクブラシを選ぶのは、なかなか難しい。
その使い分けも大変かもしれない。
価格と品質のバランスも、分り難い。
メーカーも多くて、比較検討にも困る。

当サイトは、そんな想いを持った管理人が、情報を収集して公開するサイトです。 メイクに関わる方々と、情報交換が出来れば良いと思っています。

ただしその評価は、あくまで個人的な視点であることを御理解くださいませ。


FUDE

個人的な考えでは、 メイクブラシと、メイクアイテムは、別々に進化するべきだと考えます。
(例は悪いかもしれませんが)歯ブラシと歯磨きのように、 エンドユーザーは、それぞれを選択する余地があっていいはずだと思います。 女性は当然のように、お気に入りのメイクブラシを所有して使用する。 そして必要な消耗アイテムは、別途購入する・・・と。

メイクブラシは、もっと進化するべきです。
現在の商品の多くは、『書く・描く』ための『筆』の延長線上にあります。
「プロが誰かに、使う」為のツールが基本です。
「私(アマチュア)が、自分のために使う」為の工夫は、まだまだ少数派です。
これが完成した時、化粧筆が市民権を得る・・と。

あれこれ夢想しつつ・・・・序文といたします。


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