白髪のメカニズム
白髪になってしまう主な原因は以下のものです。
遺伝:白髪の発生は遺伝で起こることが多いとされています。しかし、まだよく解明されてないことが多いので、白髪の人が多い家系だからと言って諦める必要はありません。
加齢:毛髪を形成しているのは毛髄質、毛皮質、毛表皮の透明な3つの層です。髪の色は、この透明な層を通して見えるメラニン色素で決定します。酵素のチロシナーゼの働きでメラニン色素が生成されます。40歳前後からチロシナーゼの働きが悪くなり、メラニン色素の生成が少なくなり、白髪が増えてくるのです。
生活環境:肌の一部である頭皮は、気温や清潔さ食生活や保水力の状態、などの生活環境の影響で、健康状態がかわります。頭皮に係わる生活環境が悪くなると、質の悪い髪が生え、白髪も増えてきます。無理なダイエットで髪に栄養がいきわたらないことが原因で白髪が増えることもあります。
ストレス:ストレスは毛髪にとても大きな影響があります。昔から白髪は苦労の証だ、と言われます。ストレスが原因で、白髪が増えるのは毛細血管が収縮して、毛母細胞の働きが弱まるからです。さらに、抜け毛が増えたり、細く、弱い髪が増えることもあります。
白髪染めで気分転換
このように白髪はいろろな原因で増えてくるのです。完全な治療は簡単ではなく、時間もかかるものです。この際、白髪染めでおしゃれをしましょう。日本のヘアカラーは薬事法で染毛剤(医薬部外品)と染毛料(化粧品)に大きく分けられます。
染毛剤はパラフェニレンジアミンなどの酸化染料を主成分とし、使用すると過酸化水素水と混ざることで酸化発色し、毛髪を染めます。さらに過酸化水素で毛髪のメラニン色素を脱色します。染料の配合濃度で「白髪染め」から「おしゃれ染め」まで違った色調の染毛を可能にします。多くのカラーリングは、この形式です。 ジアミン系の酸化染料を使用うすると皮膚アレルギー反応(カブレ)を起こす可能性があるので、使用前に必ずパッチテストをしましょう。ほかに毛髪を傷める要素のアンモニアなどのアルカリ剤が含まれます。
アレルギー性の低いヘアカラー
ヘアマニキュアに代表される染毛料は一時的に毛髪を着色するものです。原色に近い派手な色のイエロー、ピンク、パープルなどに染めるときに使用します。化粧品に使用される酸性染料を主成分とするヘアマニキュアは、酸化染料と比べるとアレルギー性が弱いので、染毛剤を使って皮膚アレルギー反応(カブレ)が出た人も使える可能性があります。さらにアルカリ剤が含まれていないので毛髪へのダメージもあまりありません。ただし、欠点は酸化染料で染めたときと比べてシャンプーなどで色落ちしやすいことです。
これ以外に染毛料は、生え際の白髪を隠すリタッチ用製品やヘアスプレーにカーボンブラックなどの顔料を配合したカラースプレーなどあります。これらの製品には毛髪に色を塗るだけで毛髪を染めるのではないので、シャンプーするだけで色は落ちてしまいます。
最近、厚労省から一部の製品には安全性に問題があるとされる酢酸鉛や硝酸銀を用いた白髪染めの新製品が販売されいます。白髪染めの製品に詳しい店員に訊ねましょう。

